【 第1マッチ(ダブルス) 】芝田 沙季・大藤 沙月 2-0 岡田 琴菜・大川 真実(11-1/11-7)
【第2マッチ(シングルス)】加藤 美優 3-0 鈴木 李茄(11-7/11-8/11-7)
【第3マッチ(シングルス)】大藤 沙月3-1 大川 真実(11-10/10-11/11-6/11-8)
【第4マッチ(シングルス)】小塩 遥菜 2-3 安藤 みなみ(6-11/11-9/8-11/11-4/9-11)
熱戦から一夜明けた。24時間経たずしてまた試合はやってくる。昨日の試合はどのマッチも熱戦だった為、一抹の不安がよぎった。だが、そんなことは杞憂に終わった――
「みんな100%の力を出してくれた。100点満点!」そんな三原監督の言葉が印象的だった今日の試合。相手がいる以上、全力で挑むことと力を最大限発揮させることはまた意味合が違う。自分の実力を発揮させることの難しさも込められた一言だ。第4マッチの小塩選手についても三原監督は「結果としてはフルゲームで負けたものの、観客を湧かせるプレーも多く昨シーズンと比較して飛躍した姿がコートにあった。だから“みんな”100%なんです」とその言葉の意を加えた。監督の言葉で気になったのがもう一つ。「さすが加藤選手という試合だった」との一言だ。“さすが”と監督をうならせたのは、主導権を握って渡さない、そして崩れない。それができる加藤選手の姿があったからだ。昨日の死闘の疲れを感じさせないプレーは、応援のボルテージを更に上昇させた。
今日の試合、勝利を決定づけたのは大藤選手だ。ダブルスでは大藤選手とペアを組む、芝田選手の活躍も光り、幸先よく1勝を挙げた。加えて第3マッチ(シングルス)にも出場した大藤選手は「2マッチとも勝つつもりでいた。特に四天王寺高校の先輩でもある大川選手は、前回のシングルスの対戦で負けたので、今日は絶対に勝つ気持ちで挑んでいた」と秘めた想いを口にした。シングルス8連勝となり、その活躍が更に期待される。
1月の試合はこの2連戦だけだ。1か月の中断期間を経て、怒涛の2月へ突入する。移動や連戦もありハードな1か月になるが、そんな中盤に次回のホームゲームがある。この2連戦のようにまた会場を埋め尽くし、応援という強力な武器をまたマレッツに与えてほしい。
当社のウェブサイトはCookieを使用しております。
Cookieの設定は、いつでもご利用のブラウザの設定によりご変更いただけます。このサイトを利用することにより、当社のクッキーポリシーに同意したものとみなされます。