TEAM

Tリーグとは

Tリーグ構想

Tリーグ構想とは、日本に存在する複数の卓球チームが参加するリーグ構想です。この構想では、Tリーグには、世界トップレベルの選手を擁するチームから、趣味でプレーする地域のチームまでが、各カテゴリーに分かれて存在します。

これはドイツの卓球リーグを参考にしています。ドイツでは1部から16部までレベルごとに分けられたピラミッド型になっており、この中で1・2部が「ブンデスリーガ」と呼ばれ、ドイツ国内のみならず、日本を含む多くの海外選手が参戦しています。

世界トップレベルの競技をできる・観戦できるものから、身近なところで気軽に参加し楽しめるものまで、それぞれの競技志向に合った活動の場と、上を目指せるしくみがシンプルにわかりやすく整備された状況を実現します。

このTリーグ構想を今後、日本卓球界全体で実現できるように、日本卓球協会はもちろん、各関係団体とともに議論を深めながら、順次実現に向けて進めてまいります。

※Tリーグでは、理念の実現を目指し、新チームの募集は常に受け付けております。新規入会を検討される方はHPの問い合わせ用メール宛(contact@tleague.jp)までご連絡ください。追って応募要項等をお送りさせていただきます。

Tリーグの理念

  1. 世界No.1の卓球リーグを実現する

    • 世界最高水準のプレーが楽しめるリーグを実現する
    • 世界で活躍するトップアスリートを育成するシステムを実現する
    • どの地域の誰でもが「参加できる」「関われる」世界一開かれた地域密着型リーグシステムを実現する
  2. 卓球のスポーツビジネス価値を高める

    • 「卓球を感動体験する」「卓球を科学する」「卓球をグローバル化する」ことを通じて卓球のスポーツビジネス価値を高める
    • 卓球のスポーツビジネス価値を高めることによって、卓球ファンおよび卓球関連ビジネスを拡大する
    • 卓球のスポーツビジネス価値向上により、卓球の競技力や魅力を高める
  3. 卓球を通じて人生を豊かにする

    • 卓球競技者およびスタッフ(監督・コーチ・審判員等)が生涯にわたり卓球と共に人生を楽しめるようにする
    • 卓球を身近なスポーツにすることにより「やってみたい」「観に行きたい」「関わりたい」「語りたい」人を増やす
    • 卓球の普及により、地域の活性化および国民の健康寿命延伸に貢献する

リーグ戦のしくみ

リーグ概要

◆ 男子6チーム、女子6チームのリーグ戦

◆ 選手数:同時に登録できる選手は最大10名まで。

◆ シーズン:2023年7月~2024年3月

  • レギュラーシーズン:全120試合。
  • 男女ともに、各チーム、ホーム8試合(希望チームは9試合)、アウェイ8試合、セントラル4試合(ホーム9試合のチームは3試合)の計20試合を戦いプレーオフ進出チームを決定いたします。
  • プレーオフ:男女ともにリーグ戦の2・3位がセミファイナルを行い、勝者がリーグ戦1位とファイナルを行い、勝者が優勝。

公式戦試合形式

◆ 独自ルール1:チームマッチの方式

  • 基本は4マッチ(3シングルス、1ダブルス)で構成。
  • 第4マッチまでの出場者は試合前に確定し、対戦チームとメンバー交換。
  • シングルスは5ゲームマッチ、ダブルスは3ゲームマッチ。各マッチの最終ゲームは6-6からスタート。
  • 第4マッチ終了時にマッチカウント2-2(同点)の場合、ビクトリーマッチを行う。
    ビクトリーマッチは1ゲーム(11ポイント)マッチのみ。出場者はその場で決定。ベンチ入りしている選手であれば誰でも出場できる。
  • 全チームマッチは必ず第4マッチまで実施。(第3チームマッチの時点で3-0であっても第4マッチを必ず実施する)。
  • 原則として、デュースなしとし、11点に到達した時点でそのゲームが終了とし、11点を先取した選手、またはペアがそのゲームの勝ちとする。
  • ただし、各マッチの最終ゲーム及びビクトリーマッチについては、従来どおりデュースありとし、2点差がつくまで争われる。
  • 1チームマッチには4名以上出場しなければならない。
  • 1人の選手は、第1マッチと第2マッチ、及び、第4マッチとビクトリーマッチでは連続した2マッチに出場できる。
    ただし、シングルスは1マッチまでしか出場することはできない(ビクトリーマッチを除く)。
  • ベンチに入ることができる人数は(1)出場選手4~6名(2)監督1名(3)コーチ1名の最大8名まで。

◆ 独自ルール2:年間順位決定方式

  • 1チームマッチの勝敗(マッチカウント)に応じて勝ち点をつけ、シーズン順位は勝ち点の合計によって決める。
  • 1チームマッチの勝ちチームに勝ち点3を与える。
  • 4-0の場合はさらに勝ち点1を加える。(合計4点。一試合につき4点が最高点。)
  • 延長負けチームには勝ち点1を与える。
  • 勝ち点の合計が同点となった場合、
    (1)勝利数(2)総得失マッチ数(3)総得失ゲーム数(4)総得失ポイント差(5)当該チーム同士の対戦成績(6)抽選の順で評価して順位を決定する。
マッチカウント
(1チームマッチ内)
獲得勝ち点
4-0 4
3-1 3
3-2 (延長勝ち) 3
2-3 (延長負け) 1
1-3 0
0-4 0

◆ 独自ルール3:試合時間短縮のルール

(1)マルチボールシステムの適用。

  • チームマッチ開始前に40球を選球。
    チームマッチ中の全マッチでそのボールを利用。
  • 試合中はボールパーソンがボールを拾い、副審が選手にボールを渡す。

(2)各マッチにおける選手の60秒以内の入場(マッチインタイムレギュレーション)

  • 各マッチに出場する選手は試合前に審判員が卓球台の上に設置したタイマーのタイムカウントが「0:00」になるまでに、卓球台の主審側サイドエンド上にラケットを置くか、主審にラケットを渡さなければならない。
  • 選手が前項の規定に違反した場合、主審は当該選手に警告を与え、相手選手に1点が与えられることとし、更に15秒毎に相手選手に1点ずつ加算される。

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