10月24日に始まったTリーグ。
開幕の地・両国国技館にこうしてレギュラーシーズン1位で戻ってこられたことがとても感慨深いです。
半年間の激闘も、すべては今日のため!死力を尽くして頂上を目指します!!
邱監督がおっしゃっていた「ダブルスが勝てればうちは勝てる」という自信をのぞかせた問題のダブルス。
木下マイスター東京は全日本制覇経験のあるペアの、水谷隼選手&大島祐哉選手を起用!
対するはレギュラーシーズン勝率が驚異の80%超えというもはや定番ペア、上田仁選手&森薗政崇選手です。
第1ゲームを11-9で先制し、いい流れかと若干安堵したのも束の間、第2ゲーム中盤の岡山チームのタイムアウトから5連続得点からの流れを止めきれずにゲームカウント1-2で辛くも負けてしまいます。
これでシングルス3勝するしかなくなった木下マイスター東京は、後に岡山の白神監督も「99%予想していなかった」と語る意外なオーダーで第2マッチに臨みます。
コールされたのはリーグ後半から加入した侯英超選手!!クレバーなベテランカットマンが望みをつなぎます。
一時は同点に追い込まれた第1ゲームをなんとか凌ぐも、第2ゲームはカットの攻略がはまった吉村和弘選手が取り返して勝負は振り出しに。
ですが、そこはさすが連敗続きで苦しかったシーズン後半を支えた侯選手。
キレのあるカットで吉村選手を翻弄し、第3ゲームに続き、デュースまでもつれた第4ゲームも勝ち切って次の第3マッチへいい流れを繋ぎます。
第3マッチには「0-2で自分に回ってくる可能性も考えて準備した」と話した水谷隼選手がダブルスに続き再び登場!
ダブルスを落とした以上、シングルスは負けられない、と意気込む水谷選手の前に立ちはだかるのは、世界ランキング7位の実力者、イ・サンス選手です。
ですが、頼れるキャプテンは今日一味も二味も違いました!
圧倒的ともいえるほどの強さが光り、強敵のイ選手をゲームカウント3-0のストレート勝ちで収めます。
水谷選手が作り出した勝利へのリーチは、若きエースに委ねられました。
満を持して張本智和選手が登場!相手にはダブルス強者、森薗政崇選手です。
第1ゲームは怒涛の8連続得点で快勝するものの、第2ゲームは終始リードを許し、逆にとられます。
第3ゲームもイマイチ乗り切れずに一時は3-7と引き離されますが、そこは世界で戦ってきた男。
じわじわと差を詰め、最後はマッチポイントを握られるも怒涛の5連続得点で見事奪い返します!
勢いのついた張本選手が最後盛り返して見事ゲームカウント3-1で初代王者のタイトルを決めました!!!!
試合後には張本選手自らベンチのチームメイトを呼び寄せて歓喜のハグ。
今までの試合や遠征を重ねた日々が思い出され、思わず涙ぐみそうになる場面となりました。
始まる前から優勝候補筆頭として、ずっと名前が挙がるプレッシャーを見事押しのけて優勝を飾った選手たちを尊敬し、
また心から誇りに思います。
本日は朝早くから会場に本当にたくさんのお客様にお並びいただきました。
皆様わざわざ足をお運びいただき誠にありがとうございました。
また来季のシーズンに会場でお会いできることを心より楽しみにしております。
引き続き木下マイスター東京の選手たちの活躍にご注目ください!!
まだスポンサー登録がないようです。
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