2月4日(土) 福田公園体育館にて岡山リベッツと対戦し、1-3で敗れました。
[試合結果]
上田・五十嵐 1(11-9,7-11,7-11 )2 森薗・田添
曽根 2(11-5,11-6,9-11,5-11,7-11)3 丹羽
松平 1(9-11,11-4,3-11,8-11)3 ハオ
〇英田 3(11-8,11-6,11-9)0 森薗
1月に開催された全日本選手権を終え、2月は各チームにとってファイナル進出をかけた最終局面だ。
2月初戦はポイントが最も近い岡山リベッツとの対戦。
この試合でリベッツとのポイント差を広げ2位の木下を追いかけたい。
彩たまはこの日のダブルスに上田・五十嵐ペアを起用。
過去敗れている森薗選手・田添選手ペアに対して、第1ゲームを五十嵐の強烈な台上攻撃で奪い勢いを掴んだかと思われたが、試合後半は田添選手の豪打を止めることができず1-2で敗戦。
続く第2マッチは、全日本選手権で3位に入賞した曽根が登場。
全日本選手権で何本もノータッチを奪った快速バックハンドで2ゲームを連取する。
しかし、3ゲーム目から丹羽選手がサービスの組み立てを変更すると流れが変わってしまう。
前半はミスをしていなかった曽根のボールが丹羽選手の絶妙な変化でミスが多くなり、その隙を見逃さなかった丹羽選手に逆転を許してしまい2-3で敗れた。
第3マッチの松平対ハオ選手の対決は今シーズン4回目。
松平がスタートで5-0とリードを奪ったが、後半徐々にハオ選手に追い上げられ第1ゲームを逆転で奪われる。
第2ゲームを奪い返してゲームカウント1-1としたが第3ゲーム、第4ゲームとハオ選手の精度の高いブロックとカウンターでコースを狙われてしまい1-3で敗れた。
マッチカウントは0-3となってしまったがリベッツに勝ち点4を与えたくないこの場面で登場するのは英田。
全日本選手権ダブルスで優勝した森薗選手と対決。英田も森薗選手も鍛え込まれた体力でダイナミックな見応えあるラリーを連発する。
競り合う場面もあったがバックハンドの攻撃が冴えた英田が3-0で勝利しリベッツの勝ち点4獲得を阻止する。
ファイナル進出にはここから負けられない戦いが続いていく。
1戦1戦プレッシャーを跳ね除け勝利しファイナル進出を勝ち取りたい。
2月11日(土) カルッツかわさきにて木下マイスター東京と対戦し、2-3で敗れました。
[試合結果]
上田・五十嵐 1(8-11,11-10,8-11 )2 大島・篠塚
曽根 1(10-11,11-7,4-11,7-11)3 リン
〇英田 3(11-4,11-7,11-8)0 カルデラノ
〇松平3(11-7,11-8,8-11,7-11,11-9)2 及川
松平0(6-11)1 リン
ファイナル進出の為には何としても負けられないT.T彩たま。
木下マイスター東京もファイナル進出を確実なものにする為新加入した世界ランキング8位のリン ユンジュ選手がこの試合から登場。
ダブルスは上田・五十嵐ペアが大島選手・篠塚選手と対戦。
セットカウント0-1の9-10と彩たまペアが追い込まれた場面で、篠塚選手のチキータに上田が逆をつかれたが、執念を魅せた上田がカットブロックでこの危機を救う。
10-10で木下がタイムアウトを取るも、最後は五十嵐の強打で2ゲーム目を奪い取った。
最終セットも強気で攻めた彩たまペアだったが、ミスが出てしまい敗戦。
しかし、上田も五十嵐も攻撃的なプレーと諦めない姿でチームを勢いづけた。
第2マッチは曽根対新加入のリン ユンジュ選手。曽根が世界トップクラスのリン選手相手にどのようなプレーを見せるか注目が集まる。
両者ともチキータからの展開を得意としておりスタートからお互いのチキータがぶつかり合い、前半はセットカウント1-1と全く互角の勝負で折り返す。
しかし後半はリン選手の巧みなサービスに曽根がチキータを封じられ1-3で惜しくも敗戦。
第3マッチは英田対カルデラノ選手。今シーズンの開幕戦で勝利していた英田が最初から最後までバックサービスからの展開で試合を優位に進める。
英田が3-0のストレートでカルデラノ選手を圧倒した。
第4マッチは松平選手と及川選手。
T.T彩たまは今シーズン及川選手に対してまだ勝利することができていない。
松平がセットカウント2-0の7-5でバックハンドの強打を決めて8-5とリードし勝利を決めたかと思われたが、及川選手にフォアフリックで流れを変えられ逆転で第3ゲームを落としてしまう。
2-2に追いつかれた最終ゲームも7-9とリードを許したがここから松平が気迫の4本連取で勝利。
ビクトリーマッチは自身の手で勝利の望みを繋いだ松平が登場。対するはリン選手。
ハイレベルな台上での攻防が繰り広げられるがミス無くチキータを打ち続けたリン選手に敗戦。
しかし会場に訪れた多くのファンが各試合のハイレベルな熱戦に、大きな盛り上がりを見せた。
2月12日(日)沖縄アリーナにて琉球アスティーダと対戦し、2-3で敗れました。
[試合結果]
上田・五十嵐 0(6-11,8-11 )2 有延・吉村和弘
〇松平 3(11-9,11-8,9-11,10-11,11-7)2 吉村真晴
英田 1(11-5,4-11,6-11,3-11)3 濵田
〇曽根 3(7-11,11-7,11-7,11-8)1 吉村和弘
曽根 0(10-12)1 濵田
琉球アスティーダとの対戦は沖縄アリーナに3,000人を超えるファンが集まる中で火蓋が切られた。
上田・五十嵐対有延選手・吉村和弘選手ペア。試合前も入念に作戦を話し合い随所でコンビネーションの良さを見せたが、琉球ペアの豪打が止まらない。0-2での敗戦となった。
第2マッチは松平対吉村真晴選手。今シーズン2桁勝利をマークしている両チームのエース同士が対決。
1ゲーム目を松平が5-9のビハインドから6本連取で奪いそのまま2ゲーム目も連取する。
しかし、吉村選手も勝負どころを抑えて試合はフルゲームへ。最初の1ポイント目を吉村選手に奪われるも次のポイントを松平が吉村選手の狙いの逆をつくバックサーブで得点。
そこから6本連取しマッチカウントを1-1に戻した。
第3マッチは英田対濵田選手。9月浦和のホームマッチで敗れている濵田選手にリベンジを果たしたい英田が気合十分で1ゲーム目を先取。
しかし、濵田選手の持ち味の粘り強くボールに食らいつくプレーとロングサービスに苦しめられそこから3ゲーム連続で落としてしまい敗戦。
第4マッチの曽根対吉村和弘選手の対戦は今シーズン4回目。前回対戦では敗れていた曽根だったが攻撃的なプレーで吉村和弘選手との豪打の打ち合いを制して3-1で勝利。
通算成績も3勝1敗とした。
ビクトリーマッチにT.T彩たまは第4マッチで勝利して勢いに乗っている曽根を起用。対する琉球側もシングルスで勝利している濵田選手を起用。
愛工大名電高の先輩、後輩対決となったこの試合は、先輩の曽根に後輩の濵田選手が思い切ったプレーを連発して4-10と追い込まれてしまう。
しかし、そこから曽根も先輩の意地をみせて10-10へ追いつく。逆転が見えてきたところだったが、曽根のロングサーブを濵田選手に回り込んで狙い打たれ10-11。
最後の1本は長いラリーを濱田選手に粘りきられ10-12で敗戦。チームの勝利と自身の2本獲りに手がかかりかけたが、惜しくも勝利を手にすることはできなかった。
連日ビクトリーマッチまでもつれる激戦を戦ったT.T彩たまだったが僅かに勝利に届かなかった。
この悔しさを残り3試合にぶつけて勝利を勝ち取りたい。
2月18日(土)あいハウジングアリーナ松元にて岡山リベッツと対戦し、1-3で敗れました。
[試合結果]
高木和・上田 1(7-11,11-9,7-11 )2 森薗・田添
曽根 2(11-6,11-8,9-11,8-11,10-12)3 吉山
松平 2(11-10,4-11,11-5,1-11,10-12)3 ハオ
〇英田 3(11-6,11-7,11-6)0 丹羽
ファイナル進出の可能性は消えてしまったが、1つでも順位を上げるべく監督、選手達は気合十分。
第1マッチには高木和・上田の頼れるベテランペアが起用され森薗・田添ペアと対戦。
第1ゲームを落とした彩たまペアは第2ゲーム目も6-9とリードされ追い込まれるも、精度の高い台上技術で岡山ペアを崩して逆転。
フルゲームとなった第3ゲーム目のスタートも久々の出場となった高木和が持ち味の中陣からねじ込むドライブで粘りをみせ得点する。
流れを掴んだかと思われたが、岡山ペアに5連続得点を許し敗戦。0-1スタートとなった。
第2マッチに出場する曽根が対するのは吉山選手。
お互いにパワーのある両ハンドドライブが魅力の両者の対決は第1、第2ゲームを曽根が快速ドライブで奪う。
第3ゲーム以降も曽根の攻撃は素晴らしかったが、勝負どころで僅かに流れが吉山選手に傾き惜しくもゲームオールデュースで敗戦。
第3マッチの松平対ハオ選手の試合は今シーズン5回目でサービスエースランキング1位対2位の対決となった。
第1ゲームを松平がスタートで3本連続サービスエースを奪い後半競り合うも第1ゲームを先取。
その後も両者的確なブロックでお互いにコースを狙うハイレベルな対戦となったがゲームオールデュースで敗戦。
T.T彩たまはここまでの3試合を全てフルゲームまでもつれる大激戦だったが、マッチカウント0-3で敗戦が決まってしまう。
しかし、第4マッチに出場した英田が丹羽選手に対して攻撃もカットも素晴らしいプレーを見せて完勝。
チームは敗れてしまったが英田の勝利はチームの雰囲気を明るくした。
今シーズンのT.T彩たまの試合は残すは久喜でのホームゲーム2試合のみとなった。
最後は笑顔でこのシーズンを終えられるように全力を尽くす。
2月25日(土)毎日興業アリーナ久喜にて琉球アスティーダと対戦し、2-3で敗れました。
[試合結果]
〇上村・渡辺 2(11-9,8-11,11-9)1 吉村真晴・吉村和弘
英田 1(11-4,1-11,9-11,8-11)3 張本
〇松平 3(5-11,11-4,11-7,11-7)1 濵田
曽根 1(10-11,11-9,8-11,5-11)3 吉村真晴
英田 0(9-11)1張本
今シーズン最終節となる久喜でのホームゲーム1日目はチケットが完売。
多くファンが会場に駆け付けた。
声出し応援が解禁となり、大爆援の中ホームマッチの先陣を切ったのはTリーグ初出場の上村・渡辺ペア。
1ゲーム目前半こそ緊張が感じられる場面があったが、中盤からは好プレーを連発。
的確なサーブ、レシーブと粘り強いラリー力が魅力の2人が、全勝中の吉村選手兄弟のペアに気迫を全面に出して立ち向かう。
フルゲームの9本までもつれる激戦となったが、最後は上村のバックドライブが吉村和弘選手のミスを誘い勝利。
上村・渡辺の初出場初勝利に会場は大いに沸いた。
第2マッチは英田対張本選手。今シーズン初となるこの対戦カードは英田が両ハンドドライブで張本選手を圧倒する完璧な内容で第1ゲームを奪う。
しかし、第2ゲームは張本選手に対応されてしまいゲームカウントは1-1へ。
勝負を分けたのは第3ゲーム7-4で英田がリードしたところから張本選手の6連続得点を許してしまった場面だ。
何とか流れを食い止めようとタイムアウトを取った英田だったが、7-10となってしまう。そこから9-10まで追い上げたがそのゲームを落とすと、第4ゲームも一進一退の攻防戦となったが惜しくも敗戦。
第3マッチは松平対濵田選手。前回対戦で敗れていた松平が第1ゲームを落とすも第2ゲーム以降はゲーム中盤から相手を突き放す内容で勝利。
チームのエースはこれで13勝目をマークした。
第4マッチは曽根対吉村真晴選手。互角の展開で試合が進んでいったが第4ゲーム後半は吉村選手の勢いが加速して敗戦。
大激戦を繰り広げる両チームへ爆援が送られる中、迎えたビクトリーマッチにはT.T彩たまは英田。琉球アスティーダは張本選手が起用される。
張本選手にリードを許しても粘りを見せた英田が何度も何度も追いつくが最後9本まで迫ったところで張本選手に強打を決められ敗戦。
この日敗れはしてしまったT.T彩たまだったが、上村・渡辺の初勝利と松平のリベンジに観客は大いに盛り上がった。
今シーズン残すは明日の最終戦1試合。ホームの爆援の力を借りて勝利を目指す。
2月26日(日)毎日興業アリーナ久喜にて木下マイスター東京と対戦し、0-4で敗れました。
[試合結果]
高木和・上田 0(4-11,10-11 )2 大島・篠塚
英田 2(11-6,9-11,11-8,6-11,8-11)3 松島
松平 1(6-11,4-11,11-6,7-11)3 篠塚
五十嵐 1(6-11,11-8,5-11,5-11)3 リン
今シーズンT.T彩たまの試合はこの1戦が最後となる。
ホームマッチへ訪れてくださったファンの方々の前でベストを尽くそうとチーム全員に気合が入っている。
対する木下もリーグ優勝がかかったこの試合に気合が入り、両者とも最終戦に相応しい雰囲気を作り出している。
まずはダブルスで高木和・上田のペアが大島選手・篠塚選手のペアと対戦。
篠塚選手のストレートチキータを封じようと前日の練習からサービスを確認していた彩たまペア。
見事にスタート1本目で上田のバックサーブが篠塚選手のチキータを封じ、2本目はミスを誘った。しかし、ラリーで木下ペアに押されてしまい第1ゲームを落とす。
第2ゲームは高木和が篠塚選手から3本のサービスエースを奪い、動き回って大きなラリーも制した彩たまペアだったが、僅かに及ばず10-10の1本勝負で敗戦。
しかし、篠塚選手のチキータを封じたゲームメイクは高木和と上田の豊富な経験値を感じた。
第2マッチは英田対松島選手。英田のバックサーブとカットと攻撃を組み合わせたプレーが松島選手を翻弄してセットカウント2-1の6-3とリードする。
しかし、ここから松島選手が対応してきてこのゲームを逆転で落とす。
フルゲームへもつれる激戦となったが、後半ミスが少なくなった松島選手に英田が惜しくも敗戦。
この時点で木下のレギュラーシーズン優勝が確定した。
第3マッチは松平対篠塚選手。過去3回全勝中の松平がダブルスでも勝利し、勢いに乗る篠塚選手を止めT.T彩たま逆転の糸口をつかみたいところだ。
しかし、序盤から篠塚選手がフォアサイドへ大きく飛びついてからバックドライブを決めるスーパープレーを披露し勢いが止まらない。
先に2ゲーム奪われるもコースを読み切っての回り込みドライブを決めて1ゲーム返した松平。しかしあと一本及ばず。篠塚選手に軍配が上がる。
チームの敗戦は決まってしまった第4マッチ。シングルス初出場の五十嵐が起用され会場は五十嵐を後押しする爆援が響き渡る。
昨シーズンからチームに所属して今シーズンはダブルスの主力メンバーとして起用されるまでに成長した五十嵐。
初シングルスで対するのはリン ユンジュ選手。世界のトップ選手であり今シーズン全勝中のリン選手に思い切って挑戦してほしい。
第1ゲームはリン選手のサービスに苦しみ落とすも、第2ゲームは五十嵐が得意のバックドライブを決めて奪い返す。
しかし、後半はギアを上げたリン選手にサーブ、レシーブで先手を取られてしまい1-3で敗戦。
敗れはしたがこの経験が五十嵐をさらに強くするだろう。
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