11月5日(土) SAGAプラザ総合体育館にて琉球アスティーダと対戦し、1-3で敗れました。
【試合結果】
　上田・五十嵐 ０(４-11,9-11 )2 張本・木造
　英田 0(6-11,7-11,2-11)3 吉村
　曽根 0(10-11,3-11,7-11)3 張本
〇松平 3(11-5,11-７,11-5)0 有延

首位を争う琉球アスティーダとの対戦はTリーグ初開催となる佐賀県で対戦。
琉球アスティーダは直前の世界選手権とWTTで活躍した張本選手、今シーズン6勝中の吉村真晴選手が初めて揃っての出場となる。
ダブルスは2連勝中の上田・五十嵐のペアが出場するも、木造選手と張本選手のペアに0-1の5-10とマッチポイントを握られる。
そこから上田の転びながらもコートのぎりぎりに決めるドライブなど好プレーの連続で9-10まで追い上げをみせたが最後は張本選手にチキータを決められて敗れた。
続く第2マッチのシングルスは英田対吉村選手と深谷でのホームマッチの再戦。
リベンジを果たしたい英田だったが、絶好調の吉村選手に対して流れを掴むことができなかった。
解説の松下さんからも「英田のプレーも悪くはなかったが、この日の吉村には通用しなかった。」とコメントが出るほど吉村選手のプレーは素晴らしかった。
第3マッチは曽根と張本選手の対戦。1セット目を接戦で落としてしまうと中盤以降、張本選手に思い切ってプレーをされてしまい敗戦。
しかしTリーグにおいての曽根と張本選手の対戦成績は3勝3敗と五分五分。次回の対戦が楽しみだ。
この時点でマッチカウント0-3と敗戦が決まってしまったT.T彩たま。
しかし、首位を走る琉球アスティーダの4ポイント獲得は何としてでも阻止したい。
その想いを背負ってコートに立った松平が、有延選手の豪打を封じてストレートで勝利。
チームは敗戦したが、松平の勝利で琉球の勝点４ポイント獲得を阻止した。
今後の琉球戦は張本選手、吉村選手のツインエースを何とか止めることができるかどうかがキーポイントとなる。
首位の背中に手が届くよう、11月のアウェイマッチを戦い抜きたい。

11月19日(土)仙台市宮城野体育館にて木下マイスター東京と対戦し、0-4で敗れました。
【試合結果】
高木和・上田 ０(9-11,-11)2 大島・篠塚
ピッチフォード 1(7-11,6-11,11-10,8-11)3 篠塚
曽根 2(9-11,11-10,6-11,11-7,10-12)3吉田
松平 1(8-11,9-11,11-3,6-11)3 及川

リアム ピッチフォードがセカンドシーズンぶりにTリーグの舞台に立った。ピッチフォードの参戦で新たな波に乗りたいT.T彩たま。
対する木下マイスター東京もファイナル進出圏内への浮上に向けて負けられない。両者がそれぞれの想いを持って臨む一戦。
ダブルスでは高木和と上田のペアが今シーズン好調の大島・篠塚ペアと対戦。
2ゲームとも競り合うも最後は篠塚選手の先手を取るプレーと大島選手の粘りに惜しくも及ばず敗戦となってしまう。
続く２番はこの試合の注目カードと言えるピッチフォードと直近のWTTでの2冠、パリオリンピックの国内選考会で３位と成長中の篠塚選手との対戦。篠塚選手のチキータに対応できず0-2とリードされる。
その後も苦しい展開は続いたが、第3ゲームはピッチフォードが粘りをみせて11-10で奪い、第4ゲームも4-1とリードして逆転が見えてくる。しかし、ここから篠塚選手にサーブからの展開で優位に持ち直され1-3で敗戦してしまう。久しぶりのＴリーグで固さも見られたピッチフォードだが、まだシーズン中盤だ。今シーズンの活躍に期待したい。
続く第3マッチは曽根対吉田選手。
曽根が豪打を見せれば、吉田選手は巧みなコース取りで曽根の豪打をかわす。とお互いに持ち味を出してゲームオールデュースまでもつれる大激戦となったが、最後はタイムアウトあけのプレーで曽根のフルスイングのコースを読み切った吉田選手に軍配があがった。
0-3で敗戦が決まってしまったが、第4マッチの松平対及川選手は試合巧者の２人が技を見せ合うプレーで最後まで会場を盛り上げた。試合後のヒーローインタビューでは、地元仙台で勝利を挙げた及川選手が涙ながらに家族や仙台の皆様に感謝を伝えるインタビューで感動する1戦だった。

11月26日(土)笠岡総合体育館にて岡山リベッツと対戦し、1-3で敗れました。　
［試合結果]　
　上田・五十嵐 1(9-11,11-6,7-11 )2 イ・森薗
　曽根 2(11-9,8-11,11-10,7-11,9-11)3 イ
〇松平 3(11-4,9-11,11-7,11-9)1 田添
　ピッチフォード 0(4-11,4-11,10-11)3 ハオ

2位争いを繰り広げている岡山リベッツとのポイント差は1ポイント。
この試合の勝者がファイナル出場圏内の暫定2位に位置づけることになる。
ダブルスは前回対戦同様上田・五十嵐ペアとイ選手・森薗選手ペアの対戦。
ラリーの展開で優位に立ち1ゲーム目8-4とリードするも、サーブ・レシーブの展開が上手くいかず逆転を許してしまう。
2ゲーム目は逆にサーブ、レシーブで得点を重ねて奪い勝負の行方は最終ゲームにもつれる。
6-6からスタートする最終ゲームの1本目で五十嵐がレシーブミスをしてしまい、連続失点で6-10とマッチポイント握られてしまう。
1ポイント返すも、タイムアウトで落ち着いたリベッツペアに、冷静にコースを狙われてしまい痛い黒星スタートとなってしまう。
第2マッチは曽根とイ選手。
第1マッチに続きこちらも前回同様の対戦カードとなる。
前回は曽根のチキータを封じるためにバックサーブを多用したイ選手だったが、今回はややミドル寄りから出すフォアサーブで曽根のフォアサイドを中心に狙いチキータを封じようとする。
それでも曽根はチキータを打ち続けゲームカウント2-1とリードしたが、最後の最後まで戦術を徹底したイ選手に最終ゲーム9-9でサービスからの展開で2ポイント奪われ敗戦してしまう。
第3マッチは松平対田添選手。松平が田添選手の得意な強打を封じ、危なげない試合運びで勝利。勝利を決めたレシーブも松平独特のタッチでナックルレシーブを放ち田添選手のミスを誘った。
マッチカウント1-2で第4マッチに繋いだT.T彩たま。
何としても勝利しビクトリーマッチに持ち込みたい。
対戦カードはピッチフォード対岡山のエースハオ選手。
外国籍選手同士の対決に注目が集まったが、ハオ選手のプレーに最後まで対応できずピッチフォードがストレート負けしてT.T彩たまの敗戦も決まってしまう。
今回の対戦では前回の対戦からプレーを修正したイ選手に2点奪われてしまったのが、敗因だろう。
11月のアウェイマッチで連敗を重ねてしまったT.T彩たまだが、全員がファイナル出場に向けて燃えている。
12月からのシーズン後半戦での連勝に期待したい。