2月19日(火)、ホーム・おおきにアリーナ舞洲で木下アビエル神奈川との今シーズン最終戦が行われた。
KA神奈川戦はここ3試合全てヴィクトリーマッチまでもつれる展開を見せている。
KA神奈川は今回もダブルスのペアを変更し、袁・長﨑を起用。対するマレッツは馮・蘭ペアを継続して起用した。
第1マッチを9連続ポイントでスタートしたマレッツペア。そのまま11-2でこのゲームを取り、この勢いで勝利するかと思われたが、第2ゲームからは一進一退の展開となり、フルゲーム10-12でダブルスを落としてしまう。
続いてのシングルスは松平が登場。2/17(日)の前回対戦ではダブルスの敗戦後、松平がシングルスで接戦を制して流れを引き戻したが、今日は浜本選手の巧みな戦術変更の前に1-3で敗戦。
後がなくなったマレッツの第3マッチのシングルスは馮が出場。相手は3度目の対戦となる杜選手となった。2試合連続でストレート勝ちを収めている馮だが、今日は連戦の疲れか、攻撃に精彩がなく、ストレート負けを喫し、マレッツの敗戦が決まる。
第4マッチのシングルスも2/17(日)と同じ組み合わせの李vs石川選手。2日前はストレートで敗れたが、今日は李が持ち前のスピンのきいたドライブを連発し、見事に3-2で勝利して一矢報いた。
次戦は、2/20(水)に行われるトップおとめピンポンズ名古屋戦。会場は前日に続き、ホーム・大阪のおおきにアリーナ舞洲となります。
Tリーグ開幕シーズンのホームゲーム最終戦となるこの名古屋戦でも、熱いご声援をお願いいたします!!
昨年12月9日の第46回バトントワーリング全国大会で優秀賞(9位)・ノードロップ賞を受賞し、今月17日の第44回全日本バトントワーリング選手権関西大会の個人戦で第1位含め上位受賞を挙げた「西山 紀代美バトンスクールSPARKLE」によるマレットちゃんが試合前に登場し、マレッツファミリーを鼓舞し、出場両チームへのエールを称えました。
さらにハーフタイムでは、華やかなバトンパフォーマンスを披露し、マレットちゃんもベンチのそばで見守っていました。
第44回全日本バトントワーリング選手権は世界選手権予選にも繋がり、バトンの世界で世界を目指す選手たちが、卓球で世界に繋がるTリーグの舞台でのコラボレーションで、競技を超えて世界を目指す2つのスポーツの刺激をコート上で見せてくれました。
マレッツペアは第1ゲームを9連続ポイントでスタートする素晴らしい立ち上がり。
しかし、第2ゲームの最初に簡単に3ポイント失うと、試合は徐々に相手ペースになる。袁選手に攻撃を上手くブロックされ、長﨑選手の思い切りのいい攻撃が決まり始める。
5-9とリードされ、8-9まで追い上げるも、ここでアビエルがタイムアウト。
次の2本を取られ、勝負は6-6から始まるファイナルゲームへと進む。マレッツペアのサーブから始まった第3ゲームは長﨑選手のチキータレシーブを2本とも馮が上手く処理して8-6とリード。ところが次の2本を長﨑選手の攻撃で決められ、すぐさま同点に。最後は10-9とリードしたが、攻撃にミスが出て10-12と逆転を許し、ダブルスを落とす。
松平と浜本選手はTリーグでの対戦は10/26(金)の開幕戦以来となり、この最終戦でリベンジを果たしたい。
第1ゲームは好ラリーが展開される中、松平が強気で打ち抜き11-8で取る。
第2ゲームから浜本選手が巻き込みサービスで松平のフォア前を中心に狙い始めて流れが変わる。松平も粘るが、このゲームを8-11で失うと、第3ゲームは浜本選手が再度サービスを変更。順回転の短いサーブをミドルに集め、松平がレシーブに苦戦。度々エースを奪われ、4-11でゲームを落とす。
第4ゲームも1-1からサービスエースを2本奪われ、タイムアウト。
ここから松平はレシーブを落ち着いて入れ始め、サービスも変更するなどして接戦となるが、2点差が詰められずに最後は8-11で奪われた。
マレッツ、0-2と追い込まれる。
杜選手に対して2試合連続でストレート勝ちの馮。この試合でも勝利を期待されたが、ダブルスとシングルスの2点起用が続き、疲れが見えたのか動きに精彩を欠く。
第1ゲーム5-4のリードから5連続失点。レシーブミスが続く。
続いての第2ゲームも声を上げて必死に戦うも、攻撃にいつもの精度が見られず、大事なところでミスが出て7-11で落とす。
第3ゲームは過去の対戦で効いていたバックへのロングサーブを多用するなど、打開策を模索するが、やはり攻撃にミスが出て6-11で取られストレート負け。
これでマレッツの敗戦が決まった。
2日前にストレート負けを喫した石川選手との再戦。チームの敗戦は決まったが一矢報いたいところ。ベンチも打浪を始め、最後まで変わらない声援を李に送り続ける。
第1ゲームはやはり石川選手の正確な台上処理からの鋭い攻撃を止めらず、4-7とリードされる。しかし、ここから李の回転量のあるドライブが決まり始め、台上処理も低く入り5連続ポイントで逆転。そのまま11-8とゲームを取る。
第2ゲームは相手に先手を取られ続け、5-11で落とす。
第3ゲームは李が積極的に攻撃を仕掛け、石川選手に負けないピッチで打ち合い、見事に11-8で取る。
世界最高レベルのラリーが何本も続き、観客を沸かせる。
第4ゲームは石川選手の攻撃に鋭さが増し、李も喰らいつくが5-11で落とし、6-6で始まるファイナルゲームにもつれこむ。
一本目から激しいラリー戦となったファイナルゲーム、李は強気の両ハンドドライブを広角に打ちこんでいく。特にバックハンドドライブは石川選手のフォアサイドを何度も抜き去る。
最後の一本を台上バックハンドドライブで決めた李が見事石川選手に勝利。KA神奈川に一矢報いた。
李はチームの敗戦が決まった後でも集中力を切らさず、石川選手相手に最高のパフォーマンスを見せた。
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