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【マレッツコラム】3/2(日)vs.トップおとめピンポンズ名古屋『皆で掴んだ!レギュラーシーズン優勝!』

コラム

3/2(日) 日本ペイントマレッツ 3-1 トップおとめピンポンズ名古屋
【第1マッチ(ダブルス)】大藤 沙月・青木 咲智 1-2南波 侑里香・永尾 尭子(10-11/11-8/7-11)
【第2マッチ(シングルス)】芝田 沙季 3-0南波 侑里香 (11-10/11-5/11-9)
【第3マッチ(シングルス)】横井 咲桜 3-0 安藤 みなみ(11-8/11-8/11-9)
【第4マッチ(シングルス)】大藤 沙月 3-2 木村 香純(9-11/7-11/11-6/11-2/12-10)

今日は特別な日。レギュラーシーズン優勝がこの瞬間に確定するかもしれない。マレッツチームの選手たちは、どんな気持ちでこの試合に臨んでいるのだろうか。試合前の緊張感に包まれ、筆者もドキドキしていた。選手たちに声をかけることすら躊躇してしまうほど、その瞬間が迫っていた。
第1マッチのダブルスは、今シーズン初ペアの組み合わせだった。序盤は順調に進んだものの、相手ペアが徐々に調子を上げていき、惜しくも勝利を逃してしまった。しかし、悪い負け方ではないと思った。

続く第2マッチで登場したのは芝田選手。あまりにも長いラリー戦が続きすぎて練習をしているかのような非常に見応えのある試合となった。芝田選手は相手の攻撃を封じ込め、見事に流れを変えてくれた。異質型の選手との対戦において、彼女の試合運びはまさに教科書通りで、観客を魅了するプレーが続いた。

続いて、横井選手がコートに登場。ダイナミックなプレーは見る者を引き込む。相手チームのエースを寄せつけず、うまく変化をつけながら試合を進めていく姿は、安心感を与えるものだった。横井選手の良さを存分に発揮しつつ、冷静に対応していく様子は、チーム全体の士気を高める要因となった。

最後にマレッツの勝利を託されたのは大藤選手だ。
第4マッチを獲得すればレギュラーシーズン1位が決定するという運命の1戦だった。見せ場は0-2リードされている状況からスタートした。大藤選手は試合をこう振り返る。「サーブレシーブを色々やるのではなくて単純にして戦っていく戦術に変えました。気持ちの面では最初の2ゲームは迷ってやっていたので3ゲーム目から戦術がまとまり、立て直せました。勝ったら優勝するという気持ちを捨て、いつも通り試合に臨むことができました」果たしてこのような状況でも冷静に物事を考えているのは会場内で彼女だけではないだろうか。「フルセットになったら気持ちが強い方勝ちますし、勝利すれば優勝という場面だったので流石に力が入りました。その中でも楽しむという気持ちを持って戦うことができ、余裕を持って試合ができました。勝った瞬間は本当に1位!?という感じで不安でした。優勝したと思ってベンチに向かって手を“1”にして突き上げたけど間違っていたらどうしようかと…(笑)」最後は大藤選手らしいコメントがあった。

マレッツ全員に拍手を送りたい。本当におめでとうございます!!!!!
試合後、もう選手たちは次の残りの1試合とプレーオフファイナルに向けて前を向いていた。今年のテーマ“頂”を達成するまであと少し。皆で高い壁を乗り越えたい!

(Text by Yu.Uchinami / Photo by T.LEAGUE/AFLO SPORT)

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