1/8(祝月) 日本ペイントマレッツ 3-1 九州アスティーダ
【第1マッチ(ダブルス)】芝田 沙季・大藤 沙月 2-0 出澤 杏佳・田口 瑛美子(11-8/11-9)
【第2マッチ(シングルス)】佐藤 瞳 0-3 野村 萌(10-11/8-11/9-11)
【第3マッチ(シングルス)】橋本 帆乃香 3-1 出澤 杏佳(11-10/8-11/11-6/11-7)
【第4マッチ(シングルス)】横井 咲桜 3-0 栗山 優菜(11-2/11-5/11-4)
2024年3試合目。今年に入ってまだ勝ち星がないマレッツ。試合前に大嶋監督にオーダーの話を聞いてみると「2連敗したので今日の試合は全員で勝利をもぎ取るつもりでオーダーを組みました。リーグの1,2位チームを相手に勝ち切るのは難しい。1本の重みを感じるゲームでした。その1本が取れないのはまだまだ実力が足りないということだと思っています」と話してくれた。
ダブルスに勝利すれば75%の確率でその試合に勝利するとデータが出ているように、今回もダブルスが大きな鍵になると思っていた。“おおしば”ペアは5連敗中。マレッツ加入当時から二人のゲームを一ファンの目線から観戦していた筆者には、この日の二人がとても冷静に試合をすすめているように感じた。いつもは芝田選手が丁寧にゲームを展開し、大藤選手が攻めるというパターンが多かった。しかし、この試合は逆の展開も多く、いつも以上にお互いを信頼してプレーをしていたと感じた。試合後、両選手に話を聞いてみると、「負けが続いていたので、コーチ陣と3人で何度も話し合いました。悪い時は消極的な選択をしやすくなります。二人で自分のやるべきこと、練習してきたことをやる。迷ったときはお互いに確認し、相手にこうしてほしいと思ったことは伝える。本人の考えがある分、邪魔したくないと思って基本的に伝えないことが多かったんですが、伝えないと伝わらないと思い、信頼しているからこそ思い切って伝え、それが結果に繋がったと思います」と芝田選手。「今日はダブルスだけの出場だったのでより集中してプレーが出来ました。2戦とも後1本が取れず負けたので、勝ちきるには二人の気持ちが大事だと試合前に話をし、信頼して試合が出来ました」と大藤選手。今後、おおしばペアから目が離せない。
Text by Okan / Photo by T.LEAGUE/AFLO SPORT
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