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【試合結果】2/5(日)vs.日本生命レッドエルフ

試合

目の前にある1試合を全力で

2/5(土)日本ペイントマレッツ 1-3日本生命レッドエルフ

【第1マッチ(ダブルス)】 芝田沙季・大藤沙月1-2笹尾明日香・麻生麗名(6-11/11-6/9-11)

【第2マッチ(シングルス)】岡田琴菜0-3 早田ひな(5-11/6-11/2-11)

【第3マッチ(シングルス)】横井咲桜3-0リ ジャイ(11-9/11-4/11-4)

【第4マッチ(シングルス)】芝田沙季0-3伊藤美誠(5-11/5-11/6-11)

昨日の試合に勝利し、ホッとして少し浮かれているかと思ったが、早朝から練習に集中しているマレッツがいた。昨日の試合で疲れがあるはずなのに、いつもと変わらず、練習をしていた。試合前に監督・コーチは「昨日の試合も苦しかった。毎試合、簡単には勝たせてくれないな…」と苦しい表情を浮かべながら昨日の試合を振り返っていた。その表情には、勝っても満足せず、まだまだ油断できないというような意味も込められているような気がした。
日本生命レッドエルフは開始1球目から選手もベンチも雄叫びを上げ、気合いが入っていた。相手の勢いを止められずダブルスは敗れ、2番は岡田選手が初シングルスの試合に出場。全日本女王の早田選手とは、岡田選手が中学1年生の頃、全国中学校体育大会の団体戦で試合したことがあるそうだ。その時は1-3で敗戦。7年ぶりの試合となる。色々仕掛けようと岡田選手も必死に食らいついたが、早田選手はそう簡単に崩れてくれず、0-3のストレートで敗戦。試合後、「緊張はしなかったけど、相手チームや会場の雰囲気にのまれて、なにもできなかった…」と悔しい表情をして話した。筆者も過去にアウェイ戦で強い選手と対戦した時、会場の雰囲気にのまれ、何もできずに気づいたら試合が終わっている…という経験をしたことがある。だから、岡田選手の気持ちは痛いほどわかる。でも、成長するにはいろんな経験が絶対に必要になるから、落ち込まずに前向きな気持ちになってほしい。岡田選手の成長には今日のこの試合が必要だったと言える日が来ることを願いたい。
3番は今勢いのある、横井選手が安定感のある両ハンドでストレート勝利し、芝田選手の登場。伊藤選手とのエース対決。試合前、「昨日は自分が負けて迷惑をかけてしまったところを皆が助けてくれたので今日はなんとか自分が勝って流れを作りたいと思って試合に臨んだ」と話してくれた。しかし、伊藤選手は前回の敗戦が相当悔しかったのか、気合十分で向かってきた。内容の濃い試合だったが、決めきることができず0-3のストレート負けになってしまった。試合後には、「ダブルスもシングルスも勝つことができず迷惑をかけてしまい、チームにもファンの方々にも申し訳ないです」と芝田選手。これまでマレッツは芝田選手に何度も助けられているのだから、責任を背負いすぎず、思い切ってプレーしてほしい。
大嶋監督は常に言う、"特定の試合を頑張る!ではなく、1試合1試合目の前の試合を全力で頑張っていきたいと思います"と。まだ試合は続くが、大嶋監督の言う通り、目の前の試合を全力で頑張り、全力の笑顔で喜んでいるマレッツ選手を見る日が待ち遠しい。まだまだ“マレッツリベンジャーズ”の物語はつづく…

Text by Y.Uchinami Photo by /T.LEAGUE/AFLO SPORT)
【次戦】2/11(土)17:30~ vs.木下アビエル神奈川 @カルッツかわさき

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