【第1マッチ(ダブルス)】
永尾 尭子・フォン ティエンウェイ 0-2 平野 美宇・前田 美優
4 -11/2-11
【第2マッチ(シングルス)】
サウェータブット スターシニー 2-3 ユ モンユ
11-10/10-11/11-5/6-11/6-11
【第3マッチ(シングルス)】
加藤 美優 3-0 森 さくら
11-8/11-6/11-9
【第4マッチ(シングルス)】
フォン ティエンウェイ 3-0 平野 美宇
11-10/11-10/11-5
【第5 マッチ(シングルス)】
加藤 美優 1-0森 さくら
13-11
「久しぶりに感動した試合だった」三原監督から思わずこぼれた言葉だ。
「見てくださっている皆さんにも楽しんでもらえた大阪ダービーだったんじゃないかな・・・」
それほど凄まじい試合だった。第1マッチ、第2マッチと落とし、後がない状況。「0-2になった時には、正直もう負けるかと思った」と三原監督が語るように、会場の空気感はマレッツにとっては冷ややかなものだった。しかし、そこから加藤選手が第3マッチをストレートでものにすると、その勢いはフォン選手に繋がった。
それでも三原監督は「2ゲームとれたところでようやく(日本生命・平野選手と)互角になった印象でしたね」と話した。思い出されるのは2019-2020シーズン。北九州で開催されたあの試合だ。2ゲーム先取したフォン選手がその勢いのままに勝つかに思われたが、そこからまさかの逆転負け。だが、今日の試合は違った。「前回はレシーブがよくなかったので、そこを改善できたし、今日はミドルを攻められた。パフォーマンスを発揮できたと思う」とフォン選手。三原監督も「世界で活躍するフォン選手の底力だ」とその1勝を称えた。
そして4戦連続となったビクトリーマッチ。今日もその舞台に立つのは加藤選手。「今日2度目(日本生命・森選手との試合)だったのでとてもやり辛かった。リードされて諦めかけたけれども踏ん張れた」という加藤選手言葉通り、0-6とリードされたものの脅威の粘りを魅せて逆転でマレッツに勝利をもたらした。「本当に(加藤選手は)気持ちが強い。そして何よりマレッツへの愛を感じる。自分が勝ってチームを勝たすんだという気持ちが伝わってきた」と三原監督の表情が緩んだ。
明日も大阪ダービーだ。画面越しから熱い試合を観ていただきたい。
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