12月23日、金沢ポートは、石川県と締結している「石川県と県内トップスポーツチームとの包括連携に関する協定」に基づく取り組みの一環として実施される「スポーツ教室」の講師として、津幡町立笠野小学校を訪問しました。
【石川県と県内トップスポーツチームとの包括連携に関する協定とは】
本包括連携協定は、スポーツを「する」「観る」「支える」という多様な関わり方を通じて、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、県民一人ひとりがスポーツの持つ価値や楽しさを身近に感じられる環境づくりを目的として、石川県と県内トップスポーツチームが連携して推進するものです。
今回はシーズン中という事情から、金沢ポートスタッフの堀が講師として参加し、児童21名と卓球を通じて交流を行いました。
子どもたちはラリーや簡単なゲームに挑戦し、スポーツの楽しさや身体を動かす喜びを体感する時間となりました。
津幡町は、県内でも卓球が盛んな地域として知られており、シチズン時計で活躍した森田侑樹選手の故郷でもあります。当日は、ご両親が卓球経験者である児童や、いとこがインターハイ出場選手で一緒に練習した経験がある児童など、日頃から卓球に親しんでいる子どもたちも多く、地域に根付いた卓球文化を感じる機会となりました。
また、津幡町では小学生を対象とした学校対抗の卓球大会が長年にわたり開催されてきましたが、コロナ禍の影響により一時中断されていました。今年度から大会が復活する予定と聞き、子どもたちの卓球に対する意欲も非常に高く、教室開始前から期待に満ちた表情が印象的でした。
スポーツ教室では、まずラケットの握り方から始まり、玉突きや素振りなどを通して卓球の基本動作を学びました。その後は実際にラリーに挑戦し、サーブの出し方を練習するなど、実践的な内容を中心に進行。休憩時間にも台から離れず、夢中になって練習に取り組む子どもたちの姿が多く見られました。
振り返りの時間には、ほとんどの児童が積極的に手を挙げて感想を発表し、90分という限られた時間ながらも、卓球の楽しさやスポーツを通じた学びが詰まった、非常に充実したスポーツ教室となりました。
金沢ポートは今後も、地域に根ざした活動を通じて、石川県の卓球・スポーツ振興に貢献してまいります。
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